umekunn'sbook

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自分が読んでみた本を紹介します 

傭兵の見習いとして耐え忍びながら前に進んでいく 

 

作品名

転生した俺は乙女ゲーの隠しボスだった女の子を預かる。

作:イオナ

冒頭説明

主人公-カイルは、前世では石田栄一郎として日本で生活をしていた日本人だった。

しかし、気がついたら、彼は、乙女ゲームである「硝子の夜明け」という戦闘難易度がとてつもなく高い世界にいて、「黒きサソリ」という悪の組織の見習いとして生活していた。

乙女ゲーの敵として出てくるだけあって、略奪、強要は当たり前、子供だからと言って優しくしてくれるという環境ではなかった。

そのため、彼は、理不尽な暴力や彼自身と比べたら圧倒的強者である魔物との戦闘などを内心泣きそうになりながらこなし、その傍ら、組織の団員に媚を売る為に魔物の解体作業を代わりに行うという日々を過ごしていた。

そんな日々の中で、彼は、できる限りの緻密な脱失の計画を立てて実行に移した。

しかし、ある出来事との遭遇が、その計画が破綻することになってしまった。

その出来事が、彼の行動方針を変える転機となった。

おすすめする点

・主人公が、弱いながらも必死に頑張る姿がかっこいい点

主人公は、悪の組織の中で年齢は低いし、魔力による身体強化もできないような組織の中では雑魚である。
それに加えて、主人公の中身が変わってしまったこと目ざとく気づくような人も組織の中にいたので、監視を付けられるような存在になってしまっていた。
そんな中で、弱いながらも策略を練り、惨めに藻掻きながら勝利を取っていく主人公の姿を見ていると、主人公の姿を美しいと感じてしまう。

リンク

作品リンク

https://ncode.syosetu.com/n3612gj/