umekunn'sbook

umekunn'sbook

自分が読んでみた本を紹介します 

ゲーム世界を舞台とした作品 6選

 

悪逆覇道のブレイブハート

作者:レオナールD

冒頭説明

主人公-ゼノン・バスカヴィルは、転生者である。

前世で彼は、「ダンジョン・ブレイブハート」という大人気になったゲームをこよなく愛していた。

そんな彼は、目が覚めたら「ダンジョン・ブレイブハート」の続編の主人公に転生してしまっていた。

通常ならば、ゲームの世界に転生できたと喜ぶことができる状況だが、不運にも、続編は、前作と同じような大人気ゲームではなく、批判が殺到する程の期待を裏切るゲームだった。

続編の主人公は、前作のヒロイン達を様々な方法を使って貶めて篭絡して、前作の人気のある主人公を絶望の淵まで突き落とす最悪の悪役主人公だったのである。

そんな主人公に転生した彼は、前作の主人公に魔王退治をやらせて、ヒロインにかかわらないというような生活をすることを決意する。

しかし、決意とは裏腹に、様々な問題が襲い掛かってくる。

これは、そんな悪役主人公が、学園生活を送っていく物語。

オススメする点

・主人公が、どんなヒロインを獲得するのかが楽しみな点

前作の主人公が、正義を体現しているような人物なので、世間一般の印象が悪い主人公に突っかかってくる。
ゲームの世界ならば前作主人公が、そんなことをしても、ゲームの流れと同じになるはずだが、主人公がいる世界は現実であるので、ゲームの流れとは違う行動が生まれてしまうことがある。
その結果、ゲームの流れとは違う流れになってしまうのを主人公がカバーしようと動くことがある。
その主人公の行動で、ゲームの主人公のヒロインが、どのような関わり方をしてヒロインになるのかがとてもわくわくさせてくれる。

リンク

作品リンク(小説家になろう

https://ncode.syosetu.com/n8818gp/

 

作品リンク(カクヨム

kakuyomu.jp

 

青き雷刃のゼノグラシア

作者:雨在新人

冒頭説明

主人公は、輪廻の輪を通る前に、偶然神と遭遇することができた。

そのおかげで、彼は、転生する機会と地獄のような苦しみと引き換えに転生を助けてくれるといわれる果実を食べる権利を得た。

そんな彼は、転生することを選択し、神との会話から果実についての真意を読み取った。

その結果、彼は、果実を躊躇なくひとかじりして、神に見送られながら転生した。

そうして、彼は、「遥かなる蒼炎の紋章」という乙女ゲームの第7皇子-ゼノに転生することとなった。

しかし、彼が転生したキャラクターには、致命的な欠点があり、属性がなく、魔力を扱うことができなかった。

その結果、他の皇子と比べても最弱と言われるほど弱く、さらに、属性が無いために他者に迫害されていた。

そんな彼は、刀術を鍛えて強くなり、皇子としての使命を全うしようと足掻いていきながら、様々な障壁を乗り越えていく。

オススメする点

・設定が細かい点

作者は、この世界の設定をよく考えていて、章が終わるごとに設定資料を出してくれている。
その資料が細かく、ステータスやキャラクターの外見、キャラクターボイスの設定や物語の裏設定などが書かれている。
そのおかげで、主人公が転生した世界が、ゲームの世界であることを認識しやすくし、簡単に物語に登場するキャラクターを想像しやすくしてくれる。

リンク

作品リンク(ハーメルン)

syosetu.org

 

アインの伝説 ~気づいた時にはもう遅い? 転生したら滅んだ村の生き残りで、勇者の幼なじみなのになかなか名前を思い出してもらえないという極めつけの脇役だったんだけどさ、どうしたらいいと思う?~

作者:相生蒼尉

冒頭説明

主人公-アインは、転生者であった。

そのため、彼は、学力の平均値が日本と比較すると比較的低いこの世界で、村長を手伝うことができる能力を持っていたので、毎日、村長の家に入りびたり、仕事を手伝っていた。

その結果、彼は、周りの人たちから神童と呼ばれていた。

そんなある日、彼は、村長から聞いた情報によって、この世界が、「レオン・ド・バラッドの伝説」のVRゲームの世界であることに気がついた。

その事実に気がついた彼は、スキルやステータス、アイテムストレージが使用できることを確認した。

その後、彼は、レベルを上げるために魔物を倒しに行くこととなったが、ゲームの物語にほぼ関係しないような脇役であったため初期値がとてつもなく低かった。

それゆえ、とても慎重に行動してやっとのことでレベルを上げることができた。

これは、そんな脇役に転生した主人公が、前世のゲームの知識を使って、最強に成長していく物語である。

オススメする点

・主人公が、脇役でありながらも強くなっていく点

主人公は、初期値が魔物に攻撃されてしまっただけで死んでしまうような貧弱ステータスであった。
そんな彼は、転生者であったことから、呪文の詠唱が使用できた。
しかし、彼は、魔物を倒すために呪文によって倒そうとするが何度も何度も恐怖心によって敗走してしまう。
そんな彼を見ていると一般人である私から見てもとても共感することができた。
そのため、そんな脇役に転生した主人公が、チートと言えるような前世の知識を使って成長していくのは、とても楽しむことができた。

リンク

作品リンク(小説家になろう

https://ncode.syosetu.com/n3948gg/

 

作品リンク(カクヨム

kakuyomu.jp

 

     

俺の死亡フラグが留まるところを知らない

作:

冒頭説明

主人公-ハロルド・ストークスは、憑依者である。

前世の彼は、平沢一希と呼ばれていて、一人用RPG「Brave Hearts」というゲームを過去にやったことがあった。

そのため、そのゲームのキャタクターの悪役として出現するハロルド・ストークスに憑依してしまったと理解することができた。

直ぐに現状を理解することができたおかげで、なんとか目の前で殺されそうになった使用人を助けることができた。

しかし、憑依した影響か言葉を発すると頭の中で考えていた言葉ではなく、人を見下しているような言葉に変換してしまう。

そのうえ、彼が憑依したハロルド・ストークスは、死亡フラグを持っていた。

これは、言語の不一致の欠点や死亡フラグを抱える悪役が、いろいろと勘違いされながらも前に進んでいく物語。

オススメする点

・主人公のギャップが魅力を引き立たせている点

主人公は、言語の不一致のせいで周りの人達に冷たい態度で接しているように見える。
しかし、そんな見た目とは裏腹に、優しさが垣間見えるような行動をすることがある。
使用人を守る為に、両親に演技をしてまで使用人を遠くに町に移住をさせたり、主人公が怪我をした時、身分が高い立場であることから怪我をした場合に咎められるのは、身分が低い人達であるので、両親に傷を隠して咎められないようにするというような行動をする。
このような行動が、ギャップを引き立たせてくれ、かっこいいというような感情を抱かせてくれる。

 

リンク

作品リンク(小説家になろう)

https://ncode.syosetu.com/n4449cj/

 

     

たかが子爵嫡男に高貴な人たちがグイグイきて困る

作:あぐにゅん

冒頭説明

主人公-レイ・クロイツェルは、子爵家の長男である。

彼は、精霊に愛され、戦闘能力が高い、さらに貴族であるにもかかわらず平民に対しても平等に接することができるような人物である。

そんな彼が生きているのは、「リアル・ファンタジー」というような剣と魔法の要素を持つゲームの世界である。

そんな世界には、ゲームの知識を持つ転生者が存在している。

彼は、そんなゲーム感覚で生きている転生者を出し抜き、様々なヒロインを獲得していく。

オススメする点

・主人公が、転生者を出し抜く点

主人公が、生まれた世界には、その世界の情報を持っている転生者が存在している。
そんな転生者にとって、ゲームに出てこなかった主人公の存在はイレギュラーであった。
そのため、転生者が、ヒロインを獲得するためにゲームの知識を利用して、攻略しようとしても、主人公の圧倒的活躍によってヒロインは転生者ではなく主人公になびてしまう。
このような点が、主人公の優位性を感じさせてくれて、楽しむことができる。

 

リンク

作品リンク(小説家になろう)

https://ncode.syosetu.com/n4269fv/

 

転生した俺は乙女ゲーの隠しボスだった女の子を預かる。

作:イオナ

冒頭説明

主人公-カイルは、前世では石田栄一郎として日本で生活をしていた日本人だった。

しかし、気がついたら、彼は、乙女ゲームである「硝子の夜明け」という戦闘難易度がとてつもなく高い世界にいて、「黒きサソリ」という悪の組織の見習いとして生活していた。

乙女ゲーの敵として出てくるだけあって、略奪、強要は当たり前、子供だからと言って優しくしてくれるという環境ではなかった。

そのため、彼は、理不尽な暴力や彼自身と比べたら圧倒的強者である魔物との戦闘などを内心泣きそうになりながらこなし、その傍ら、組織の団員に媚を売る為に魔物の解体作業を代わりに行うという日々を過ごしていた。

そんな日々の中で、彼は、できる限りの緻密な脱失の計画を立てて実行に移した。

しかし、ある出来事との遭遇が、その計画が破綻することになってしまった。

その出来事が、彼の行動方針を変える転機となった。

オススメする点

・主人公が、弱いながらも必死に頑張る姿がかっこいい点

主人公は、悪の組織の中で年齢は低いし、魔力による身体強化もできないような組織の中では雑魚である。
それに加えて、主人公の中身が変わってしまったこと目ざとく気づくような人も組織の中にいたので、組織の中で主人公は、監視を付けられるような存在になってしまっていた。
そんな中で、弱いながらも策略を練り、惨めに藻掻きながら勝利を取っていく主人公の姿を見ていると、そんな姿に不屈の精神を感じさせカッコよさを感じさせてくれる。

リンク

作品リンク(小説家になろう)