umekunn'sbook

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自分が読んでみた本を紹介します 

スライムを吸収して強くなります

 

見参!スライムハンター  作:だる飯あん

 

主人公-橘花雄太は、営業として働いていたサラリーマンだった。

しかし、身の覚えのない罪で会社を首にされ、銀行の口座も凍結されてしまった。

そのため、ボロボロのアパートに住み、なんとか生きていた。

この状況を何とかしようと彼は、ハローワークを何回も訪れていた。

ハローワークを何回も覚えていた彼は、おばちゃんに顔を知られていた。

そのため、おばちゃんは、彼のことが心配になり、ダイバーになるための登録料である10万円を支払ってくれて、彼は、おばちゃんの親切でダイバーになることができた。

ダイバーになった彼は、まず近くにあるスライムのダンジョンに挑むことになった。

彼が、ダンジョンに入った時「擬装」というスキルを手にれることができた。

このスキルとあるスライムが彼の運命を変えることとなる。

 

舞台設定

50年前に一度地球の文明が滅亡し、新たにダンジョンから出た素材によって文明が新たに復活した世界

 

オススメする点

・主人公が、鬼畜な点

主人公が、スライムを吸収して成長するというスキルを持つのだが、人間の見た目をして会話をすることができるスライムを容赦なく吸収しようとしたり、人間と敵対した時に相手はもう戦意喪失しているのに攻撃したりと鬼畜感を漂わせるが、それが、主人公らしくて良いと感じる。

・人間の見た目をしているスライムが、わがままで面白い点

人間の見た目をしているスライムは、とてもわがままで、多分、「この素晴らしい世界に祝福を!」のアクアを想像すればわかりやすいと感じるような性格である。そのため、ギャグパート的な要素が出てくるのでとても楽しめた。そのうえ、このスライムが真剣になった時のギャップも見どころだと感じた。 

 ・主人公の武装がスライムで斬新な点

主人公が、戦う時に剣とかの武器ではなく、触手的なスライムを操って敵と戦うので、どんな戦闘方法をするのかが興味深いし、そのうえ、新たなスライムを吸収していくと新たな能力が追加されるので、それを楽しみながら見ることができる。

 

おススメできない点

・人間の見た目をしてるスライムが、「この素晴らしい世界に祝福を!」のアクアに似ていると感じてしまう点

この素晴らしい世界に祝福を!」のアクアが大好きな人にとっては、似ているので反感を持つ人が出てきてしまうと感じる。 

 ・主人公が強すぎる点

主人公が、一人でフロアボスを倒せる強さを持っている。そのため、ギルドランキング上位の人たちが主人公に共にダンジョンに挑むには足手まといといわれるくらいの強さとなっている。だから、この先、本当に強い人物がいるのか不安になってしまう。 

 

最後に

とても面白い作品でしたので、是非、時間があったら是非読んでみてください。

 

URL https://ncode.syosetu.com/n2377gj/