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自分が読んでみた本を紹介します 

【なろう作品 紹介】薬草が、手持ちMaxなのは当たり前です!

作品名

異世界の闇軍師

作者

まさな

冒頭説明

主人公-柊悠一は、目が覚めたら、藁の上で寝ていたことに気がつく。

彼は、目が覚める前は、ごく普通の男子高校生だったが、なぜか中世ヨーロッパに転移しており、奴隷として働かされていた。

しかし、主人公が、奴隷としての仕事がわからないため、奴隷の先輩であるロブに奴隷として行う仕事を教えてもらいながら生活していくことになった。

そんな生活を送る中で、彼は、物事を習得するのが速い事に気がつく。

その能力を生かそうとするが、薬草を取るのが上手になるだけであまり役に立たなかったが、ある日に、転機が訪れる。

それは、かつて日本で学んでいた敬語が役に立ち、より上の権力者に買われることになったのだ。

新しい主人は、前の主人と違い鞭を振るったりして命令を聞かせることはなくようやく人並みの生活を送ることができると感じていた。

それにもかかわらず、ある出来事によって逃亡をしてしまうことになる。

これは、日本の一般的な価値観を持つ少年の物語。

オススメする点

・主人公が、慎重に行動する点

主人公は、異世界に暮らすのにとても慎重で、薬草を持てる限りの限界まで持ったり、普通の異世界転移者が好きそうなダンジョン探索も危険があるから行きたくないというような意見をだしてパーティーメンバーを説得したする。
そんな性格なのが幸いして、強敵に出会ったときに貯めてあった薬草の出番が来たりするので、主人公の慎重さはあなどれないなと感じることもできる。
そのような慎重に行動するというような小物っぽい性格が、現実的で楽しませてくれた。

・主人公の成り上がり劇を楽しめることができる点

主人公は、最初は、奴隷から始まり周囲からバカにされたりと散々な状況に陥っていたが、強大な敵を倒すという偉業を仲間たちと成し遂げることで騎士にジョブチェンジするようになった。
それからというもの階段を上るように成り上がっていくので、初期は奴隷でみじめな思いをしていたのにこんなに立派になることができるんだと畏敬の念を抱かせてくれる。

・まだ主人公には、優しい世界な点

この世界は、まだ主人公に優しく、盗賊が、主人公達のために罪を背負って捕まることで主人公を助けたり、奴隷である主人公の主人が、幸運にも、優しい人で奴隷の身分から解放させるために尽力したいりする。
そのおかげで、中世っぽくて鞭打つような人がいる過酷な世界でも、優しくしてくれる人はいるんだなと思わせてくれるので、御都合主義だと感じてしまうが、それもそれで楽しむことができる。

オススメできない点

・主人公が、一般的な感性しか持っていない点

主人公は、むち打ちをすると脅されただけで奴隷としての仕事を全うしたりと恐怖への屈伏は、転移したばかりの主人公の完成を考えてを見れば、当たり前だなと感じる。
しかし、その日本人的感性は、異世界に合ってはいないく、奴隷として敵との戦争に駆り出されたりして殺されそうになったらすぐさま逃げるというような行動をする。
そのような行動は、主人公としては、失格だと感じるかもしれないが、一般人が殺されそうになって逃げるのは当たり前だなと同感を感じることができる。
しかし、かっこいい主人公を望む人にとっては、現実的なので好きになることができないかもしれない。

最後に

是非時間があったら読んでみてください。また、番外編もあるのでこの作品が気に入ったらそれを見てみるのもいいかもしれません。

雑談

実際に異世界に何の情報もなく転移とかされたら、生きていける気がしないですよね。そう考えてみると、物語の登場人物たちは偉業を成しているといっても過言ではないかもしれません。

リンク

作品リンク(小説家になろう

https://ncode.syosetu.com/n3339da/