umekunn'sbook

umekunn'sbook

自分が読んでみた本を紹介します 

どんなに悲惨な過去を持っていても前に進みたい

   

 

実力至上主義の教室で足掻く元奴隷 作:FELT-STORY

 

主人公-成谷鳴は、元奴隷である。

そのため、彼は、運動能力以外の能力が低くなっており、Dクラスに配属されている。

それに彼は、元奴隷だった原因か、監視カメラの視線に気がついたり、周囲が微妙だと感じる食事をおいしいと感じるなどの一般人とは違う観点で物事を感じている。

そんな元奴隷である彼は、実力至上主義の教室でいったい何を成し、どんな影響を受けて成長するのだろうか

 

舞台設定

ようこそ実力至上主義の教室へ」の作品に成谷鳴が加わった世界

 

オススメする点

・この作品の各ヒロインごとに、コンセプトがあって、それの合わせて作者が作成している点

・元奴隷という悲惨な過去がどのようなものなのか知れるかもしれない点

・主人公は、綾小路清隆のような天才さはないが、自らできる事をして行動している点

・主人公が、どんな風に成長するのかが楽しみな点

・ところどころで元奴隷だとわかる描写がされている点

 

おススメできない点

・主人公が、鈍感な点

・主人公無双っていう感じではない点

 

感想

この作品は、各ヒロインごとにコンセプトが決められていてとても構成を頑張っているんだと感じました。それに、主人公が、元奴隷という立場である理由は何だったのか、どうやって高度育成高等学校に入学したのかなどの過去が明かされるのも期待できますね。この作品は、原作3巻まで書き終えているようなのでそれまで未完とされないので安心できますし、これからとても期待できる作品だと思っています。是非、時間がありましたら、読んでみて下さい。

 

syosetu.org