umekunn'sbook

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自分が読んでみた本を紹介します 

ゲーム的な要素を含むダンジョンに挑みます

 

アナザーワールド                         作:Blackliszt 

~My growth start beating again

                                         in the world of second life~

 

主人公-リアムは、前世で19歳で死んだ転生者である。

彼は、転生者であることを利用して幼少期から持っていた知識を遺憾なく発揮し、4歳にしてスクール*1に通うことができるような存在になっていた。

それに、彼には、恩恵や他者を圧倒する魔力量を持つことができた。

彼は、その能力と前世の知識を用いて魔法を開発、成長していく。

これは彼は、この能力でダンジョンに仲間と共に挑む物語である。

 

舞台設定

ゲームのような死に戻りができるダンジョンが存在する世界

 

オススメする点

・主人公が、チートをもって戦っていくが、挫折をしっかりと味わう点

・感情表現が、わかりやすい点

・ダンジョンに、ゲーム的な要素が含まれている点

・テンプレ的に始まるのにテンプレ化して読みにくいという印象を受けない点

・主人公の魔法が、チートな点

 

おススメできない点

・途中でほぼ強制的に婚約者ができる点

・主人公が、ちょっと傲慢と感じてしまう点

 

感想

この作品は、主人公が、チートの能力を持っていて、テンプレかなと思いましたけど結構読みやすい作品でした。主人公が、魔法という力と前世の知識を用いてチートすると思ったのですが、案外苦戦したりして面白かったです。それに、ダンジョンにゲーム要素的な死に戻り的な要素などを含めることでゲーム世界に転生するような感覚も味わえたので良かったです。しかし、婚約者となるシーンにおいて、あまり主人公がその婚約者となる人を好きだということが、物語を読んでも自分的に理解できなかったのが、少し不満かなと思います。けれど、読んでみると結構面白いと思うので、時間があったら是非、読んでみてください。

 URL https://ncode.syosetu.com/n0368fd/

*1:学校のようなもの